製品チームやエンジニアリングチームの多くがアジャイル型のスプリントサイクルを採用し、一貫した効率的な製造スケジュールに沿って動いています。 しかし、スプリントのプランニング会議は時間がかかる上に、結局は1回限りのスプレッドシートやボードを作って終わってしまうことも。 Asanaなら現状のスクラムに対応し、その後の変更も可能な柔軟性を備えています。 Asanaでスプリントのプランニングを行うことで、プランやマイルストーン、リリース日、バックログが明確になり、タスクとコミュニケーションが1か所にまとまるので、作業効率がぐんと高まります。
記事に沿ってスプリントプランニングプロジェクトを構築しましょう。また、記事の下にあるリソースもご利用ください。
スプリントプランの作成に役立つリソース | リンク |
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Asanaテンプレート | テンプレートを使用 |
ケーススタディとウェビナー | Asanaでより効率的なスプリントを計画しているHudlの実例 |
スプリントプランニングプロジェクトの作成方法
- 新規プロジェクト(リストまたはボード) をスプリント用に作成します。 プロダクトマネージャーまたはテクニカルプロジェクトマネージャーをプロジェクトオーナーにする必要があります。
- プロジェクトメンバーを追加し、ステータスの更新時に通知を受け取るよう設定します。
- 各スプリントの開始時と終了時(または必要に応じて)にプロジェクトオーナーがステータス更新を行い、進捗を共有します。
- 各メンバーは必要に応じて、スプリントのマイルストーンタスクにコメントを残して情報を共有することができます。
- セクション(リストレイアウト)または列(ボードレイアウト) を追加して、スプリントごと、または「完了」「進行中」「バックログ」などのカテゴリごとに作業を整理します。進捗に合わせて、タスクを該当するセクションや列に進めましょう。
- スプリントにカスタムフィールドを追加して、作業の完了期限、所要時間、優先順位などを追跡できます。 スプリントプランニングプロジェクトにカスタムフィールドを追加するには、画面上部にある青色の「カスタムフィールドを追加」リンクをクリックします。
- スプリントの作業を示すタスクを作成してチームメイトに割り当てます。 スプリント内で特定の期日を設定したり、マイルストーンの期日をスプリントの最終日に設定することができます。 開始日を使って、スプリント中に作業に必要な期間を表示します。
- ルールを追加してタスクの割り当てやカスタムフィールドの更新などを自動で行いましょう。 たとえば、タスクの列の移動、カスタムフィールドの更新、完了のマーク付けを行うルールを設定することができます。
- 作成したスプリントプランニングプロジェクトをテンプレートとして保存するには、プロジェクトヘッダードロップダウンをクリックし、「テンプレートに変換」を選択します。 そこからは、テンプレートの複製を作成してスプリント計画をすぐにはじめることができます。

チームで定期的にプロジェクトの確認や更新を行うことで、スタンドアップミーティングの回数が減る、スプリントプランのミーティング時間が短縮できる、などのメリットも。はるかに業務効率が上がっていることが実感できます。
スプリントプロジェクトを管理するためのヒント
タイムラインでスプリントを計画する
優先度の高い仕事をすべてこなせるように、プロジェクトのタイムラインタブに移動して、スプリントを綿密に計画。 それを使用してスプリントの従属タスクの確認やタスクをドラッグアンドドロップして競合を解決します。 タイムラインは、スプリントで進行中のすべての作業を俯瞰し、スプリント終了時までに目標達成が可能かどうかを一目で確認するのに最適です。 タイムラインをカスタムフィールドで絞り込むと、優先度の高いタスクが予定通りに進んでいるかも確認できます。
ポートフォリオとワークロードでスプリントの仕事量を管理し、スプリントプロジェクトの進捗をモニタリングする
チームの余力を測ってスプリント計画を立てるために、リーダーはコストや時間、点数を手作業で、しかも複数の会議をまたいで追跡する場合がありますが、これは時間がかかる上に正確さにも問題が生じがち。 そうならないように、すべてのスプリントプロジェクトが入ったプロジェクトのポートフォリオを作成しましょう。
続いて「ワークロード」タブを使えば、Asanaですでに割り当てられているタスクに基づいてチームのキャパシティを視覚化することが可能。 ワークロードによって、インフォームドディシジョン(情報を得た上で行う決定)によるタスクの割り当てを行うことで、仕事量のバランスを取り、重要なスプリント作業を順調に進められます。 ポートフォリオを使えば、リアルタイムの進捗や期限、優先度をすべて1か所でリアルタイムに確認することができます。

より正確に余力の計画が立てられるように、必ずすべてのスプリントプロジェクトで工数や時間数、Tシャツのサイズのカスタムフィールドをセットアップしてください。